今年最初のお店は”お餅”料理から
先日一関へ行く機会があり、お昼に立ち寄ったのは
一ノ関駅西口から徒歩で2,3分の場所にあります『三彩館ふじせい』
”ようこそ、もちの里へ”と書かれた、ここ一関地方は
つきたての餅料理が伝統食であり、最高のおもてなし料理でもあるそうです。
お正月にしかほとんど食べないお餅ですが
わたくし大好物なんですよ!
こちら三彩館ふじせいさんで頂けるのが、伝統餅料理をアレンジした
ふじせいオリジナル「ひと口もち膳」
餅米の最高峰こがねもち(一関産)を使用した手切り餅は
食べやすいひと口サイズにし、一関の伝統餅料理の中の代表的な9種類を
楽しみながら味わって頂こうと考案されたものです
■
ひと口もち膳(お雑煮付)1620円注文から10分ほどで、お膳が運ばれてきました。
珍味入れとして使われる色も形も様々な器に盛りつけられた
ひと口サイズの餅料理とお雑煮です。
一関独特の「もち本膳」は、あんこもちから供され
締めくくりがお雑煮椀だそうです。
お料理の内容が書かれた小さなリーフレットを拝見しながら
食べ進めて参りましょう
(左上から右へ順番にご紹介)
●しょうがもち
椎茸を醤油汁で煮て、根生姜のおろし汁を加えて
片栗粉でとろみをつけてからめた、しょうがもち。
一関では定番の餅料理!
とろとろな餡に生姜の辛味が効いて、さっぱりといただけます。
お餅もコシのある柔らかさで美味しい!
●あんこもち
昔から小豆は邪気を払うとされ、お祝いごとには欠かせなく
また行事食には、つぶあんよりも格式の高いこしあんを使うそうです。
小豆は絶対つぶあん派ですが、滑らかなこしあんもたまには良いね
●納豆もち
一般的にも定番の納豆もち。
ねぎの薬味と納豆の味は結構口に残るので(ネバネバだしね
)
食べる順番としては、一番最後にいただきました。
甘い餅料理が多いので、このしょっぱさが大変美味しく感じられます
小粒の納豆を使ってるのもイイネ
●ごまもち
ごまもちも普段から親しまれてる餅料理。
よく煎った黒ごまの香ばしさを感じながら、馴染みのある甘さに
ホッとします
●大根おろし
九仕切りの松花堂の真ん中に置かれているのは
一関の餅料理には欠かせないという、大根おろし。
合間合間に食べる甘酢大根の必要さがよ〜く分かりますね。
甘ったるい口の中がさっぱりして、次のお餅へと気持ちも切り替わり
多彩な味の餅料理を引き立ててます
●くるみもち
鬼ぐるみをすり、砂糖、塩で味付け。
なんでしょう?普段くるみもちは好んで食べませんが
これは美味しかったですね〜
●えびもち
沼えびを丸ごと炒ってダシ醤油で味を整えながら餅にからめた、えびもち。
色合いも紅白で縁起の良い餅として欠かせない
一関ならではの珍しい餅料理です。
エビの香ばしい風味とダシ醤油がマッチしてます
●ずんだもち
仙台名物としても有名な枝豆をすり潰した、ずんだもち。
つぶつぶ感もあり、上品な甘さでした。
●じゅうねもち
じゅうねとは、シソ科のエゴマの実。
ごまとくるみを合わせたようなコクのある濃厚な味わい!
実に香ばしくて美味しかったです!
8品のうち甘い餅が5品あるので、しょっぱい餅料理を間に入れながら
定番ものから初めて食べる一関ならではの餅料理を
飽きずに美味しく完食出来ました
そして最後を〆るのは、9品目の汁もちのお雑煮。
と言っても、温かく美味しいうちに食べたいので
早々にお雑煮には手を付けてしまいました
丸餅2個が入ったお雑煮は、醤油味のひきな汁。
”ひきな”とは、大根、ニンジン、ゴボウなどの野菜を細く千切りにしたもの。
具はこれらのひきなが主体で、他に鶏肉と椎茸、舞茸などのキノコ類に
油揚げも入って超具沢山!
せりの青みを加え、柚子のほのかな香りもあります
で!特筆すべきは、雑煮のお汁
お汁がめちゃくちゃ美味しいーーー!!
(≧∇≦)
薄い千切りのお野菜”ひきな”は味の染みこみも良く
お出汁と野菜から出た旨味をよく吸って
実に深みのある美味しいスープに仕上がっています!
お野菜の旨味、特にゴボウがいい味出てますね〜
風味豊かな舞茸と程よい油のコクで一層旨味を感じます。
あぁ、永遠に飲み続けられそうなくらいマジ美味しいょ
お雑煮の丸餅は一段と柔らかくて、のびるのび〜る!
いやぁ〜、このお雑煮はホント旨かった!
おなかはキツイのに、おかわりしようか真剣に悩んだくらい
この雑煮のためだけに、一関まで走ってもいいかもね!
(ネットでも買えまっせ〜)
んだね、送料払った方が安上がりだわ
ヾ(´ε`*)ゝエヘヘ
娘ちゃんは甘いお餅があまりお好きではないので、食べたいものを単品で。
お雑煮650円、納豆もち380円。
お新香と大根おろしの甘酢も付けて下さいました。
単品のお餅はふた口サイズの餅が2個入りで、どの味も同じ値段です。
他におろし揚げ餅430円もありました。
おろし揚げ餅も旨いよねー
おなかに余裕があれば揚げ餅も食べたかった!
餅料理の他に月替りのお料理の昼膳や、天ぷら、お刺身の和食膳に
海鮮丼や天丼などのメニューもあります。
でも一関に来たならば
是非とも郷土料理のお餅を味わって頂きたいですね。
1階は座敷とカウンター席、2階には3〜40名まで可能な
和室が用意されています。
この日も観光客らしき方々で座敷はほぼいっぱい。
帰りに地方発送をお願いされてる方もいました。
隣の県に住んでいながらも、一関がもちの里だと言うのは
今まで知りませんでした。
まぁ、宮城の知らないこともそりゃぁいっぱいありますけども...
そう言えば、本格的な仙台雑煮も食べたことないんですよね。
ほら、イクラや焼きハゼがドーンってのった豪華なお雑煮
仙台文学館内の軽食・喫茶店「杜の小径」で
毎年ハゼがのった仙台雑煮を提供されています。
今年は1月6日〜限定数(税込1100円)でお出しされるそうです。
昨年、食べたいなぁと思いながら行けなかったので
今年はなんとか味わってみたいものです。
ってことで、ごちそうさまでした!
満足度:
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もち処 和食処 三彩館ふじせい岩手県一関市上大槻街3-53
0191-23-4536
11:00〜14:00 17:00〜21:00
月曜定休日 Pあり(同じ通り沿いの少し離れた所にあります)
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元旦に合わせて餅料理のお店の記事をUPするつもりでしたが
頭痛がひどくて更新が遅くなってしまいすみませんでした!
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たくさんいただき、申し訳ないやら嬉しいやらで感激しております!( ;∀;)
初詣も初売りもバーゲンもスルーで、今年はまだ一歩も外に出てましぇん
いつにも増してのんびりスタートになってしまいましたが
今年も元気に食べ歩きたいと思います